2021.04.02
注文住宅を購入予定の方へ家事室のメリットについて紹介します
洗濯や料理をはじめとする家事の負担は、できるだけ軽減したいですよね。
注文住宅に家事室を取り入れることで、家事や動線の効率化が見込めます。
そこで今回は、ユーティリティールームとも呼ばれる家事室について解説します。
家事の負担を軽減したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
□家事室とは?
より効率的に家事をこなすためには、注文住宅を建てる際に収納や間取り、家事動線などを工夫する必要があります。
家事動線をより効率的なものにし、家事の負担を軽減することを目的としてつくられた部屋が家事室です。
家事室を取り入れた間取りは、大きく3つのレイアウトに分けられます。
1つ目は、効率良く雑務をこなすための作業スペースとして、パントリーやキッチンに隣接させるレイアウトです。
2つ目は、洗濯の負担を軽減することを重視して、アイロン台や室内干しユニットを備えた空間にするというものです。
3つ目は、家事だけでなく、趣味にも集中できる空間にするというものです。
家事室は、必ずしも居室である必要はなく、場所さえ適していれば小さな空間でも十分に活用できます。
□家事室のメリットとは?
ここでは、家事室のメリットをご紹介します。
*家事効率のアップと家事動線の効率化が見込める
たとえば、洗濯機の近くに室内干しユニットのある家事室をつくれば、洗濯動線が短くなります。
また、家事室に作業スペースをつくれば、洗ってからたたむまでの作業をこの空間で完結することも可能です。
*作業スペースとして活用できる
家事室は、家事のためだけの空間ではありません。
パソコン作業や仕事をするための作業スペースとして活用することも可能です。
家事室に机やパソコン、書類等を整理する棚などを設けると、書斎のような便利な空間にできます。
専用の作業スペースの存在は、作業の質や効率を上げてくれます。
*趣味スペースとしても活用できる
裁縫や書道、絵画などの趣味を楽しむ空間としても活用できます。
ちょっとした小さい空間の存在が、生活に楽しさやゆとりを与えてくれます。
自分好みの家具や雑貨でコーディネートして、お気に入りの空間にするのも良いですね。
□まとめ
家事動線をより効率的なものにし、家事の負担を軽減するための空間を家事室といいます。
楽にしたい家事に合わせて、家事室に持たせる機能や設置する場所を検討しましょう。
また、家事室は家事だけでなく、作業をしたり、趣味を楽しんだりするスペースとしても活用できます。